「私が感動した活動について」-母里聖徳

私が、野見山さん達の活動を知ったのは、2021年の春ごろでした。記紀万葉研究家の福永晋三先生が新しくできた財団のオープニングセレモニーで「倭国,豊国説」の話をされて、素晴らしい会場で気持ちよく話ができたと聞いた時で、古代史好きな私は筑豊にも頼もしい財団が生まれたものだと喜びました。すぐに連絡を取り、今までの活動を知ることでさらに興味を持ちました。組織の母体としては、IT系の仕事をされていて、財団の活動としては、地元の特色を活かした地域活動をされていました。その中でも注目したのは日本の歴史、伝統、文化を大切にして現代社会の問題をテーマに勉強会を開催し坦々と楽しみながら取り組んでいたことです。古民家を確信したコンセプトをもとに甦らせて、そこを学びの現場として行われる行事は魅力的で経済性、合理性、利便性など、現代人が美徳として確信している事柄を再考する機会となり、理屈抜きにポジティブに関わることができ、爽やかな気持ちになれることが多くありました。このような取り組みを通して自らを律し日々徳を積み上げていくと言う素晴らしい活動です。IT系の企業が(野見山さんはブロックチェーンの研究者でもあるらしい)リードして遠賀川流域を中心に古代思考を取り込み、地域活動として運営する徳積財団が、この2年間で行っている活動は、地域社会の活動をしっかりと見据えてこれからの私たちの生き方をあらゆる角度から試行錯誤する現場だと思います。今行っている徳積財団のこれらの取り組みは、現代人が真剣に取り組まなければならないことであり、筑豊から発信することができる。今現在においてもっとも、最先端の社会活動であり、芸術文化活動であると考えます。

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