第15回 仙人苦楽部のお知らせ

2026/07/26

第15回 仙人苦楽部(クラブ)のお知らせ
~大地の再生から学ぶ 英彦山の甦生~

※仙人苦楽部とは
https://www.tokutsumi.or.jp/sennin-club/

英彦山に現存する最古の宿坊「守静坊」を甦生してから、今年で五年目を迎えます。
歴史のバトンを受け継ぎながら、かつて修験者や山伏たちが営んでいた暮らしを少しずつ甦らせてきましたが、その中で気づかされるのは、先人たちが何よりも大切にしていたのは、お山そのもののお手入れであったということです。

宿坊周辺の倒木の片付け、落ち葉や枯れ枝の整理、側溝の掃除、石積みの補修、谷の水路の手入れや土づくりなど、その作業は尽きることがありません。特にここ数年は、短時間で大量の雨が降ることが増え、水の流れが変わり、林道や斜面も崩れやすくなっています。かつては地域の人々が力を合わせて守ってきた山も、過疎化と高齢化が進み、手入れをする人が少なくなってきました。

これまで仲間たちとともに作務を重ね、遊行として山を歩き、法螺貝講や年中行事の機会に少しずつお山のお手入れを続けてきたことで、ようやく場も調い始めています。

現在では、英彦山に伝承する不老長寿の妙薬「不老園」を満月の日に土鍋で煎じ、お茶としてお分けしたり、薬草園ではナルコユリなどの薬草を育てたり、古木の柚子と鷹伝説にちなむ鷹の爪で柚子胡椒を仕込んだりと、おかげさまで宿坊ならではの暮らしも少しずつ甦ってきました。

そんな折、ご縁をいただき、「大地の再生」の提唱者である矢野智徳さんに「聴福庵」へお越しいただきました。螺旋や循環、水や風の流れについて語り合う中で深く共感し、この英彦山でも具体的にご指導いただけることになりました。

私自身も、これまで「徳が循環する場づくり」に取り組んできました。
今回、英彦山という聖地で、改めて「甦生」とは何か、「場づくり」とは何か、「循環」とは何かを、大地から学び直せることを大変ありがたく感じています。また、思想だけでなく実践の理論も学ぶことで、仲間たちと安心して長く取り組み続けられる場になればと願っています。

今回は仙人苦楽部として、循環仙人 矢野智徳さんをお迎えし、「大地の再生」の根源にある思想に触れながら、英彦山の自然を実際に歩き、現地を調査し、お山のお手入れを通して実践を学ぶ機会を設けます。

「山の日」に、山から学ぶ。

「甦生」「再生」「場づくり」「循環」、そして先人から受け継がれてきた暮らしの智慧に関心のある仲間たちと、英彦山で静かに、そして深く学び合えれば幸いです。英彦山の甦生には、皆さんの力が必要です。ぜひ力をお貸しください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

徳積財団 野見山広明

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■循環仙人の紹介
矢野 智徳(やの とものり)
環境再生士・「大地の再生」提唱者。
「生命は流れによって育まれる」という思想をもとに、水・風・空気・土中環境の流れを読み解き、自然本来の循環と回復力を引き出す「大地の再生」を全国各地で実践しています。
人が自然を支配したり作り変えたりするのではなく、自然が本来持つ生命力が十分に発揮できる環境を調えることを大切にし、森や山、田畑、河川、庭、集落など、さまざまな場所で環境再生に取り組んできました。
重機や大量の資材に頼るのではなく、人の手で土地の声に耳を傾け、水脈や風の通り道を丁寧に整えることで、大地が自ら甦っていく環境を育む独自の実践は、多くの人々に大きな影響を与えています。
その思想と実践は、農業、林業、造園、建築、まちづくりなど幅広い分野へ広がり、全国で講座や実践会を開催。映画『杜人(もりびと)~環境再生医 矢野智徳の挑戦~』でも紹介され、大地の再生という考え方は全国へ広がり続けています。
大地の再生 結の杜づくり (公式サイト)https://daichisaisei.net/

■開催内容
◆日時:2026年8月11日(火) ※山の日
9:30 受付開始
10:00 開始 現場を歩き、技術を通して大地の再生を学びます。
12:00 会食 ※軽食をこちらでご用意します。
13:00頃 終了予定
◆場所:守静坊 〒824-0721 福岡県田川郡添田町英彦山731
守静坊についてはこちらから
◆駐車場:守静坊に駐車場はございませんので、銅の鳥居周辺の駐車場などお近くの駐車場をご利用下さい。
https://tozanguchi-p.com/hikosan_kanenotorii/
◆参加人数:30名まで
◆参加費:おひとりさま【50トーコン(5,000円)+お気持ちご喜捨】をいただきます。(高校生以下は参加費無料)
私たちが目指す徳積循環経済に共感いただいた方は、上記実費の他、よろしければ今後の活動の見守りを含めお気持ちでお布施、ご喜捨ください。事前にお申込の上、「徳積帳」からご登録をお願いします。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/ (「徳積帳」内の徳積メニュー:「【徳積學】喜捨)」
※「徳積帳」の使い方はこちらから(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。)
◆申し込み:2026年8月7日(金)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。
友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

「むかしの五穀田」の草取り&スパイスカレーづくり ~2026年~

2026/07/22

古民家「和樂(わら)」の前にある自然農の田んぼ「むかしの五穀田」で、夏の草取りを行います。

田んぼでは、稲だけが育っているわけではありません。同じように周囲の草もまた、この季節の豊かな生命の一つです。私たちは草を敵と考えるのではなく、田んぼ全体のいのちの循環を感じながら、稲が健やかに育つよう、人の手を添えてお手入れをしていきます。草取りもお手入れのような草取り方法です。田んぼの草はどのようなものがあるか、なぜむかしの人たちはお水に強い稲を選んだのかなど知恵を伝承する場になります。

この夏バテの時季、敢えて田んぼに入ることで日本の夏を満喫します。そこには、泥の感触、水の冷たさ、生きものたちの営み、夏の風。田んぼに入ると、忘れていた自然の感覚、そして暮らしの五感が少しずつ甦ってきます。暮らしフルネス三昧を味わえます。

また夏に元氣になる食べ物といえば、辛いもの。軽いお手入れと草取りのあとは、古民家「和樂」に戻り、本格的な「インドスパイスカレーづくり」を行います。

インドでは古くから、とても暑い夏を健やかに過ごすために、スパイスを暮らしの中へ取り入れてきました。クミン、コリアンダー、ターメリック、カルダモンなどには、食欲を促し、胃腸の働きを整え、身体の巡りを助けるとされるものが多くあります。汗をかくことで体温調節を助けるなど、暑い季節を快適に過ごすための暮らしの知恵でもあります。

田んぼで汗を流し、旬の野菜と香り豊かなスパイスをいただく。
自然とともに働き、自然の恵みを味わう。
そんな一日をご一緒できれば幸いです。

今回のカレーづくりの先生は、熊本の三嶋茜さんです。インドで修行をし、暮らし、子どもを育て、見事なスパイスカレーをつくります。美味しさも喜びも場を通してみんなで分け合い、スパイスの神秘や暮らしの知恵を持ち帰られるといいですね。

◆三嶋 茜(Akane)様のプロフィール
北インド家庭料理講師/空間+デザイナー
1982年、熊本県八代市生まれ。20歳から約6年間、日本とインド、タイを往復し、インドでは通算約2年半、現地の人々と同じように暮らす。地元のお母さんたちから家庭料理とスパイスの使い方を学び、帰国後は自然農の暮らしの中でインド料理の出店などを行う。
現在は4児の母として子育てをしながら、「スパイスの使い方を知りたい」という声をきっかけに、熊本市植木町のGROOVE Master Schoolで「はじめてのやさしいインドカレー教室」を開催。家庭で気軽に楽しめる北インド料理とスパイスの魅力を伝えている。

■開催内容
◆日時:2026年8月6日(木) 9時30分集合
◆スケジュール ※天候や状況により変更する場合があります
9時30分 受付開始・野見山広明ご挨拶・祈りの法螺貝
10時00分 田んぼの草取り
11時00分 昼食・インドスパイスカレーワークショップ
・スパイスのお話、スパイス調合、カレーづくり
13時00分 みんなで昼食
14時00分 振り返り・おやつ
15時00分 終了予定
◆場所
古民家「和樂(わら)」 ※田んぼは敷地内です。
〒820-0101 福岡県飯塚市綱分163
◆ご持参いただくもの
汚れてもよい服装、田んぼ用長靴(または地下足袋等)、軍手、帽子、タオル、着替え、飲み物、ゴム手袋(必要な方)、エプロン(カレーづくり参加の方)、その他、日焼け止めや雨具など必要に応じて
◆参加費
材料費、活動準備費、昼食代などかかるため、おひとりさま【30トーコン(3,000円)+お気持ちご喜捨】をいただきます。※高校生以下は参加費無料
私たちが目指す徳積循環経済に共感いただいた方は、上記実費の他、よろしければ今後の活動の見守りを含めお気持ちでお布施、ご喜捨ください。事前にお申込の上、「徳積帳」からご登録をお願いします。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/ (「徳積帳」内の徳積メニュー:「【徳積學】喜捨」)
※「徳積帳」の使い方はこちらから(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。なお、クレジットカードが必要となりますが、お持ちでない場合など、当日現金でもご対応させていただきます。)
◆お申し込み
8月2日(日)までに、公式LINEまたはメールにてお申し込みください。
友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※メールが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)でも受け付けております。

自然をお手入れすると、心も調います。田んぼで草を取り、季節の恵みをいただく。昔から続いてきた夏の暮らしを、皆さまとご一緒できることを心より楽しみにしております。

「徳積堂」8月オープン日

2026/07/22

2025年11月より、暮らしフルネス体験を通して、徳を感じ学び合える徳の場「徳積堂」をオープンしております。

現代の便利な世の中で失ったものに気付き、暮らしを再編集できる場が「徳積堂」での体験です。

「徳積堂」では、徳の循環に氣付ける場があります。

場が育つ、場を磨く、場を調える感覚を通して、人間性を回復する仕組みを学びます。

そして「徳積堂」での暮らしの実践を通して、先人の生き方を智恵として伝承し、真の豊かさを思い出します。

豊かさが人を主体にし、場を育て、文化を甦らせ、故郷をつくる。

二宮尊徳は「人道は物を修繕するの途(みち)なり。之を怠れば法の無き昔に帰る。是即ち禽獣なり。」と説きます。

人類は「人としてのお手入れ」をし続けることで、この世をいつまでも美しく平和に保ち、この世で自由な存在として許されていきます。

利他であることも、幸福であることの原点はすべてこの「修繕」からはじまります。修繕はまさに徳の循環そのものになるのです。

忙しさや効率に追われる中で後回しになりがちな、感じること、整えること、味わうこと、聴くこと、共に育つこと…を一緒に体感し、ご自身の日常の暮らしにも取り戻してみてはいかがですか。

そして、関係性の中で調和していく幸福を味わいながら、子どもたちに繋いでいきたい「徳の場」を一緒につくっていきませんか。 ご興味のある方はぜひお越しください!

◆2026年8月オープン日
8月20 日(木)、21日(金)、22日(土)

完全予約制で約2時間の体験になります。(他のお客様と一緒に体験することもございますので、時間厳守でお願いします。)

◆当日の流れ(約2時間)
11時 受付
11時10分~ オリエンテーション
11時20分~ 磨き時間 ※一緒に場を磨き整えます
11時50分~ 食の時間 ※伝統固定種の高菜蒸し(高菜もお米も自家製です)
12時30分~    喜捨 ※「徳積帳」より
12時40分~ 振り返り
13時    終了

◆申し込み
完全予約制となります。体験をご希望の方は以下の公式LINEかメールにて「ご希望日、参加人数、氏名、電話番号」をご記入の上、2日前までにお申し込みをお願いします。メッセージを確認して、担当者から順次返信いたします。
※1日、定員6名様までとなっておりますので、どうぞお早めにお申し込みください。
友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

◆住所
〒820-0111 福岡県飯塚市有安848-17

◆体験代
徳積循環経済を動かすために、体験代は「徳積帳」よりご喜捨をいただきます。
申し込み後、担当者から返信がきて予約完了となりましたら、「徳積帳」よりご登録をお願いします。
おひとりさま、【50トーコン(5,000円)から】ご協力のほどよろしくお願いします。(「徳積帳」内の徳積メニュー:「徳積堂(暮らしフルネス体験型カフェ)」

※徳積帳の紹介 https://www.tokutsumi.or.jp/forbeginner/
※「徳積帳」の使い方はこちらから
(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。なお、クレジットカードが必要となります。)

せっかくなので、これまで来て頂いた方からの感想も、一部ご紹介させて頂きます。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。^^