「大神いにしえの田んぼ」の草取り ~2025年~

2025/07/29

世の中の田んぼは、栄養を豊富に与えて育っていますから稲が緑で青々としています。それに比べ私たちの田んぼは無肥料無農薬ですから黄緑がかっていています。一見すると、栄養不足のように思われますが人間でいえば欧米人のようにがっちり体形ではありませんがすらっとしていて無駄なところが一切ない健康的なむかしの日本人の体形のようです。

お米も大きさや形などすべて小ぶりですが、味は深みと厚みと清々しさがありとても美味しいお米ができあがります。美味しいお米とは何か、この美味しいという定義も他人によって異なりますが本来の美味しいはやっぱり魂が喜び合うようなプロセスを経過したものたちの協奏によって得られる境地のように思います。

ただ舌先三寸だけを美味しくする技術でできたいのちは、長続きもせず心から美味しいとは思いません。しかしそれを魂が喜び心から美味しくする技術でできたいのちであれば永遠に美味しいと感じ続けるのです。それは記憶の中にいつまでも遺りますし、そのいのちは永遠のカタチにまで昇華されいのちを折り重ねます。

私たちは結果を焦り、成果を求めるばかり、大切なプロセスを省くようになってきました。効率優先、収量優先、利益優先の考え方では手間暇をかけたりいのちが喜んだりすることは非効率であり、不利益だとさえ思うようになりました。

しかし、それはいのちを無視した生き方であり本来自然の一部であった人間としての姿からほど遠いものです。むかしは、いのちを大切に使っていきました。それはみんなのいのちがどうやったら喜ぶか、そしていのちの大切さをいつも感じながら味わいながらこの世での生を一生懸命に謳歌していました。

一度きりの人生だからこそ悔いのないように、すべてのいのちと共鳴し合い、すべての時間を惜しむように使い切っていました。現代は時間に追われ、いのちを無視して経済活動にみんな没頭しています。休みといえば経済活動を別の形で補填しているだけで文化的な暮らしの喜びを味わうこともしなくなりました。

私たちがこの田んぼでお米作りに取り組むのは、暮らしフルネスの一環であり如何に人生を充ちたりて実るものにするか、そのためにどう生きるのかを田んぼを使って示しているものです。

私たちの田んぼは、いのちがイキイキとしています。ありとあらゆるいのちが躍動し合い、暮らしを支え合っていきています。そしてその生きものがいっぱいの田んぼの中で稲が仕合せに育っています。こんな理想の社會を田んぼで実現させ、私たちはそのお米を大切に料理してみんなでその瞬間を味わいます。

こころ豊かな時間です。

いのちは、このこころ豊かな時間を養分にしてすくすくと仕合せに育っていきます。このことを子どもたちに伝承したいと祈り、私たちはこの田んぼで実践しているのです。

いつまでも永遠に大切だったことまで変えてしまうことは決して仕合せなことではありません。世の中がいくら流行で変化したとしても、変わってしまってはならない永遠があります。その永遠はいのちのことで、いのちはいつまでもいのちのままに喜ばせ輝かせていくためにみんなで協力し合う必要があります。人間が人間らしく人間のままで生きるためにもこれは人間で生まれた私たちの本命なのです。

子どもたちがいつまでもこころ豊かな時間を生きていけるように、田んぼと共に見守り続けたいと思います。

そして2025年8月3日(日)に、福岡県朝倉にある自然農の田んぼ「大神いにしえの田んぼ」で草取りを行います。

暑い中ですが、田んぼはいつも元氣で楽しく豊かです。

終わり次第、お昼ごはんに甘水の地下水を使って「流しそーめん」をする予定ですので、(その他、持ち寄りも大歓迎です)ご興味ある方はぜひご参加ください。

◆当日スケジュール:
2025年8月3日(日)
9時半 「兵四郎ファーム」集合(田んぼはそこから近くです)
※〒838-0016 福岡県朝倉市下渕865番地
9時45分〜 草取り開始
12時 昼食(そうめん流し)
13時半 解散
◆ご持参いただくもの:汚れてもいい服装、長靴(田植え用がオススメ)、軍手、帽子、タオル、着替え、飲み物、その他天気によって雨具や日焼け止めなどそれぞれ必要なもの
◆参加費:材料費、活動準備費、昼食代などかかるため、おひとりさま【20トーコン(2,000円)】をいただきます。(私たちがつくっている「むかしのお米(2合)」のお土産付き)
※高校生以下は参加費無料
※私たちが目指す徳積循環経済に共感いただいた方は、上記実費の他、よろしければ今後の活動の見守りを含めお気持ちでお布施、ご喜捨ください。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/ (「徳積帳」内の徳積メニュー:「【徳積學】喜捨」)
※「徳積帳」の使い方はこちらから(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。)
◆申し込み:2025年7月31日(木)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。
友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

第12回 仙人苦楽部(クラブ)のお知らせ

2025/07/15

第12回 仙人苦楽部(クラブ)のお知らせです。

※仙人苦楽部とは
https://www.tokutsumi.or.jp/sennin-club/

今回のテーマは「驚覚の智慧」です。

私がはじめて辛島正英さんにお会いしたのは、3年前です。京都の南禅寺にいる法螺貝のメンターから「大分に伝説の立螺師、本間龍演の生まれ変わりがいるけど知っているか」と尋ねられ、居ても立っても居られずに大分に探しにいったのがはじまりです。

その時は、国東市役所の方に無理をお願いして探していただいたら宇佐にいることがわかりその翌週にはご自宅にお伺いしていました。

法螺貝の音色を聴くと、全身から汗が吹き出しその波動音に驚愕しました。安定した中に、深い爆音と静音がながれ見事に調和して真理や道理を覚えます。

百聞は一聴に如かずと、すぐに辛島正英さんの法螺の在り方に傾倒していきました。また講和も大変すばらしく、身体の使い方をはじめ仏教や密教から得た自分の実体験を正直にストレートにお話いただけたことも有難く、まさに法螺貝が語ってくるような感覚を覚えました。

すでに自作された法螺貝の数は500本以上、全国に法螺道を伝道されその法螺貝講習では法螺貝を持っていない人もたくさん参加するほど人気です。

私は貝に導かれてきた人生ですが、特に法螺貝との出会いは生き方との出会いになりました。今の英彦山や宿坊との出会いも法螺貝がなければ存在しません。

今の時代になぜ法螺貝と思われるかもしれませんが、法螺貝はいつの時代も人々を真理や道理に導いてきた存在です。私は法螺貝の御蔭様でとても心が豊かになりました。神話の時代から法螺貝が人類にどのような役目を果たしてきたか。また法螺貝を立てる立螺師たちの生き様、その音や波動に新たな発見ばかりです。

そもそも法螺貝の音の世界には優劣や序列などはなく、権威や権力などもありません。ただその人の出す全身全霊の祈りの音やその修行によって磨かれた生き方の波動が出てくるだけです。

言葉でどれだけ語りつくそうが、一息の法螺貝の音で一瞬でその人が現れ悟ります。一音で覚るのです。この素晴らしさが法螺の魅力です。それだけ法螺貝には何か、その人としての本質を顕現させる徳力を秘めているように私には思えます。

もう法螺貝を持って吹いている方も、これから吹き始めようとする方、あるいは興味だけあり貝とはまだ触れていない方でも法螺道仙人の辛島さんに邂逅すれば必ず何か人生の妙音に巡りあうと私は感じています。

最後に、かつて法螺貝は、龍の一種であり貝の中には龍が潜んでいると信じられていた伝承があります。龍宮に棲み、海の中で寿命を全うしその後に鳴動し昇天するものとして信じられてきました。つまり、龍の抜け殻ともいえます。そこから雨乞いや水に関係する神様として様々な厄災を祓い清め、その振動によって様々な病気などを快癒していったともいわれます。

法螺道仙人の智慧や生き方をみんなで拝聴して生き方の薫りを学び、一期一会の機会を活かしていきましょう。

徳積財団  野見山広明

■開催内容
◆日時:2025年8月30日(土)13時から受付、13時半開始、16時頃終了予定です。
◆場所:英彦山の「守静坊」(福岡県添田町英彦山731)
※駐車場は「銅の鳥居」横の無料駐車場をご利用ください。
◆参加人数:15名限定
◆参加費:経費としておひとりさま【40トーコン(4,000円)】をいただきます。(高校生以下は参加費無料)
※「徳積帳」にある徳積メニュー「【徳積學】喜捨」よりお願いします。
またそれ以外には、お気持ちでこれからも私たちのような徳積循環経済に共感いただいた方は今後の活動の見守りを含めお布施、喜捨をいただきます。事前にお申込の上、「徳積帳」からご登録をお願いします。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/
(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。)
◆申し込み:2025年8月23日(土)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

※法螺貝をお持ちの方は持参下さい。貸し出しもできますので、必要な方は事前にお知らせください。

◆辛島正英(からしましょうえい)様のプロフィール
真言宗醍醐派 不動山大聖院 住職
平成18年に醍醐寺伝法学院を卒業後、大峯山龍泉寺にて約5年奉職。法螺貝の音の研究、身体技法、音の調律(チューニング)を独自で追求。
長年全国から法螺貝の新調依頼や修理・加工依頼を受けるようになり、現在は音の出し方に関する技術を伝えるべく以前は都内を中心に、現在は地元大分県や関西を中心に講習会を開いています。

辛島正英(不動山大聖院)|note

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