「大神いにしえの田んぼ」の新嘗祭 ~2025年~

今回は「新嘗祭」(にいなめさい)のご案内です。

おかげさまで、福岡県朝倉にある自然農の田んぼ「大神いにしえの田んぼ」で9月にお米を収穫することができ、この度11月23日(日)に「新嘗祭」を行います。

※稲刈りの様子はこちらから

この日は「勤労感謝の日」として祝日になっていますが、本来は日本人にとっては最も大切なお米の祭儀の日です。

このお米の祭儀について、世界大百科事典の中にはこう書かれています。

「宮廷において天皇の行う最重要の祭政は,高天原から中津国にもたらされた稲の種子を奉じて,それをあやまりなく栽培することであり,祈年祭は米の豊作の祈願であり,新嘗祭は収穫のよろこびの奉告であった。また天皇の代替りに行われる大嘗祭は,米の霊的力によって皇太子が天皇としての霊魂を聖体に鎮ませる儀式であった。米が天皇をはじめとする人々の霊魂を再生復活させる力をもつ食べ物であるという信仰は,民俗としてはさまざまな形で伝えられている」

お米というものは、私たちのいのちを繋ぎ結ぶいのちのパートナーです。新米は「新嘗祭」でお祀りしてからはじめて私たちの先祖は食べることができました。現代も大切ないのちを守り続けていけるように、「新嘗祭」を行うことは何よりも大切だと私は思います。

私たちのいのちの暮らしは、お米との一年のめぐりを一緒にすることで甦生します。徳が循環する世の中をみんなで味わっていきたいと思います。

そして今回、新嘗祭は田んぼではなく浮羽の古民家「老舗兵四郎」で行います。

こちらは「大神いにしえの田んぼ」をお借りしている兵四郎ファーム様が安心安全で元氣なお米を子どもたちに食べてもらうために、お米の新しい食べ方を提供する場の甦生に取り組んでいます。

今回、なぜこちらの施設で「新嘗祭」を行うかというと、この建物でどのようにお米を守るかの智慧を結集したかを皆様と一緒に分かち合いたいからです。また懐かしい未来を、甦生途中の古民家で伝承したいからです。

この建物ではお米に対して、以下のように取り組んでいます。

・その近隣の土地で循環するように取り組んだこと。
・すべての素材(土壁や竈などに田んぼの土や藁を漉きこんだこと。
・床の間にお米の神様をお祀りしたこと。
・井戸を甦生してお水を活用したこと。
・備長炭を使い丁寧にお米を炊き上げること。
・藁細工、しめ縄などを大切に伝承すること。

皆様にお米の甦生の途中経過を体験していただきたいということもあり、浮羽の温故知新したお米屋「老舗 兵四郎」で「新嘗祭」を実施したいと思います。

皆様のご参加を楽しみしています!

◆当日スケジュール
2025年11月23日(日)
10時15分    「老舗 兵四郎」集合
※〒839-1408 福岡県うきは市浮羽町山北字登久園1657番地1
(浮羽の道の駅のそば、マリオットホテルの正面にあります)
10時半~        かまど初炊き ※火吹き体験
12時~          ご祈祷
12時45分~  昼食(おむすび、高菜スープ)+おごはんの試食
13時半~      片付け
14時~           終了(終わりの挨拶) ※今年お米づくりを手伝って下さった方には、新米をお配りします。^^

※終了後、残れる方は、再生中の古民家の見学や、落書き消し&シールはがしなど、一緒にご参加頂ければ幸いです。
16時 解散(目安)

◆申し込み
2025年11月20日(木)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。
友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

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