
第2回 仙人苦楽部(クラブ)のお知らせです。
財団法人徳積財団では先月より「仙人苦楽部」を開始しました。
仙人苦楽部と聞いてだいぶ「?」だと思いますが、これは「現代においての徳を積むための仕組み」を仲間と一緒に繋げていこうとする活動です。
少し難しい話になるかもしれませんが大切なのでこれはお伝えしたいと思います。
もともと日本人は、明治以前には徳を積むことは当たり前でした。お金持ちであればお金を出すのは当たり前、なくても肩をもんだり、お茶を運んだり、みんなできることで徳を積むのは喜びであり仕合せでした。道徳は仏教の御蔭、先祖供養の御蔭で充分教育されていて誰もが当たり前に徳を積み経済を循環させて村も町も国も繁栄していました。それが廃仏毀釈をはじめ、歴史を否定したことで道徳教育も荒廃して今では徳を積もうとすると裏があるのではないかと勘繰られる始末です。
かつて近江商人は、先義後利富といい自分も喜び、相手も喜び、そして社会全体が喜ぶという三方善しという徳積みをしてきました。
他にも、日本の偉人、石田梅岩や中江藤樹、他にも渋沢栄一や松下幸之助もみんな徳を循環させる経済の大切さを説いてきました。
私が最も尊敬している二宮尊徳は、「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。」ともいいました。尊徳は、至誠、分度、推譲、勤労の大切さを説き、報徳思想といって万物を一円観で和を尊ぶ生き方を通して徳の循環する社会を実現させました。その仕組みを現代に甦生させようと挑戦しているのが「仙人苦楽部」です。
今は、道徳が失われたので教育から甦生していく必要があります。つまり経済と道徳教育の一致です。私たちが提唱する暮らしフルネスは、尊徳のいう心田開発をいいます。心の荒蕪を耕すことができたら、荒れた田んぼはみるみるうちに回復していきます。そして教育とは、本来生まれ持ったもの(徳)を磨くことをいいます。
英彦山最古の宿坊、守静坊もこれから仙人を集めて世の中を磨き修繕する仲間を増やすことで甦生します。そのためには「知恵=徳」を集めて、みんなで真似ぶことで衆智を集めていくことが必要です。みんなで知恵を使うことこそ地球が喜ぶと私は思います。まとめると、仙人と一緒に知恵を使おう、徳を活かそうという集まりなのです。
第2回目の仙人は、石谷ヒロムさんです。
この方は日本で鏡を磨くことを専門にする鏡師としては唯一無二の方です。守静坊の、むかしの神鏡を磨く中で本来の鏡とは何だったのかと突き詰めた時にご縁をいただいた方です。今回は、この鏡磨き仙人に来てもらい知恵を学びたいと思います。
よく考えてみると、神話の時代から三種の神器の一つである神鏡は普段身近にあるようなメッキでつくられた一般的な鏡ではありません。本当はむかしの和鏡は、三種の神器といわれるだけの特別な知恵とハタラキがあったものです。そのいにしえからの知恵を正しく伝承することで私たちはその恩恵を得られます。私も今回の神鏡を磨く体験から本来の鏡に伝わっている本物の知恵を磨きによって甦生できるように思います。
「石谷ヒロム」さんの伝承されてきた知恵、『神道の鏡そのものの世界を示すもの』を体験共感し、伝承していきましょう。きっと、日々の鏡との接し方、自分を映すものとの向き合い方、心のケガレを祓い、清く明るい真理に気づけ暮らしがさらに豊かになると思います。
開催の日時は、2022年9月3日(土)の9時30分より受付し10時から開始、12時終了予定です。
場所は、英彦山の「守静坊」になります。(福岡県添田町大字英彦山731)
徳積循環経済を動かすために、お布施、喜捨をいただきます。
準備、お片付けのお手伝いかもしくはこちらに到着後、徳積帳にて喜捨券を申込みのうえご参加ください。おひとりさま、5000円よりトークンに転換できます。(トークン決済の関係でクレジットカード必須)
お申込みは8月31日までに下記メールまでお知らせください。
info@tokutsumi.or.jp
当日は、理事長より徳積財団の今後の活動のお話や、共同運営の日本文化研究者のエバレットブラウンさんからのビジョンのご紹介などもあります。
みなさまと、守静坊でお会いできますを心から楽しみにしています。
※鏡師 石谷ヒロム様の記事です。









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