「一期一会の体験」-鈴木千恵

2024/10/23

暮らしフルネスを体験させていただき、自然や旬を大切にする暮らし、ゆったりとした時の流れ、先人や神様に敬意をいだくこと、物の経年変化や手入れの大切さ、継承されていく文化、人と人との繋がり・・・

言葉では表現しきれない様々な感情が芽生え、見たことのない沢山の景色に触れることが出来ました。

手間や時間を掛ける程に、幸せを感じるということ、本当の意味での豊かな暮らしに結びつくということ。まだまだ足りないですが、大事なことに少し気付かされた思いです。

飯塚での旅を終え、帰路に着くまでの間、東京のビル群を眺めると、さっきまでの景色と今自分が目にしている景色は全く違うものであり、時間の流れや人々の動き、まるで異なる世界のように感じてしまいます。

人が、どこでどんな暮らしをするかは、多種多様な選択肢があります。

今回の飯塚で、今まで自分が感じたことがないことのない感情や景色に触れたことにより、

いつか今とは違う生活もしてみたいという好奇心を抱きながらも、逆に、都会の喧噪の中の暮らしも今の自分が選んでしていることなのかという思いもあり、また違った意味で今を大切に感じたり、これからを見直す機会をいただいた思いです。

飯塚での日々は、まさに一期一会の体験であり、迎え入れていただきました野見山さん他には心より感謝いたします。

また訪れる日を心より楽しみにしています。

第10回 仙人苦楽部のお知らせ

2024/10/21

第10回 仙人苦楽部(クラブ)のお知らせです。

※仙人苦楽部とは
https://www.tokutsumi.or.jp/sennin-club/

今回のテーマは「万華鏡仙人と武家茶道を学び、正勝吾勝々速日天忍穂耳命の心を伝承する」です。

私が万華鏡仙人にお会いしたのは3年前になります。山中の美しい悠久の川のほとりに水眠亭という古民家に棲まれ、そこに手作りの茶室でお茶を点てていただいたご縁からです。最初に英彦山に来ていただいたときも、この世とは思えないほどの手作りの万華鏡を見せていただき魂が揺さぶられました。すべて山崎さんの観ている世界の美しさや静寂が、その手を通して実現されており、その手はお茶道具だけでなく、蕎麦包丁やお庭づくり、音楽に至るまで様々です。まさにその徳を磨く生き方から万華鏡仙人と尊敬の念を込めて呼ばせていただいている仙人です。

前回の「仙人苦楽部」では、英彦山のご神体が正勝吾勝々速日天忍穂耳命ということもあり合氣道から武の本質を学び直しました。この武は、戦わない教えでもあり日本人の和の生き方でもあります。武家茶道は、武将が開祖となった茶道であり江戸時代に大きく発展したものです。なぜ、武将が茶道をするのか、そこには奥深い智慧があります。

現代は、戦争前夜の様相で中東をはじめヨーロッパ、アジアでも戦争の足跡が聴こえてきます。第三次世界大戦になれば、地球をはじめ人類は未曽有の危機を体験することになります。そうなる前に、今こそ私たちができることがあります。

それは運動するのではなく、争いを助長するのではなく、静かに暮らしを実践することだと感じます。かつての日本の戦国武将たちは、あの戦国時代の災禍をどう生き延び、そして乱世を終わらせることを誓い戦いました。そこには武の真髄があり、将とは何かということをみんなが考えたように思います。

その後の江戸時代の300年が続いたのは、この武の教えをそれぞれが丁寧な暮らしを通して実践してきたから守られたのかもしれません。

今回は、万華鏡仙人からその武の道心を学び、一緒に武家茶道や道具作りを体験することでかつての武の智慧を学び直したいと思います。(一緒に守静坊の煤竹で「竹和菓子切り」をつくるワークショップも致します。)一人一人の心の平和をどうつくり、日本民族としての理念をどう継承するか、一期一会の会になると思います。

また今回は、万華鏡仙人に唯一無二の幻妙鏡を持参いただきそのまま「守静坊」で午後から展示させていただきます。展示には、オリジナルの茶杓やクラフト作品などもご持参いただいています。ものづくりのいのちが吹き込まれた作品ばかりです、二度とない機会なので、ぜひ足をお運びください。

■開催内容
◆日時:2024年11月16日(土)9時半から受付、10時開始12時30分頃終了予定です。
※13時30分から万華鏡や茶杓、クラフト作品の個展を行いますので、そのまま見学されたい方はお弁当をお持ち下さい。守静坊の秋を一緒に味わいましょう。
◆場所:英彦山の「守静坊」(福岡県添田町英彦山731)
※駐車場は「銅の鳥居」横の無料駐車場をご利用ください。
◆参加人数:15名限定
◆参加費:徳積循環経済を動かすために、活動のお布施、喜捨をいただきます。事前にお申込をしていただき、「徳積帳」からご登録をお願いします。おひとりさま、【50トーコン(5,000円)から】ご協力のほどよろしくお願いします。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/
(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。)
◆申し込み:2024年11月12日(火)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。

友だち追加

メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。
◆山崎史朗氏(やまさきしろう)のプロフィールは公式サイトより。
水眠亭:http://www.suimintei.jp/
1949年長崎県出身
水眠亭オーナー。ジュエリーやグラフィックデザイン、彫金他、茶道具、蕎麦道具、俳句等、多種多様な分野での活動を続けています。1994年より神奈川県丹沢の清流(串川)沿いの約400年前に立てられた農家を自ら改造し、日本の伝統と西洋の文化を融合した新しい空間をつくりあげた「水眠亭」と命名。その場所から茶道や音楽ライブ、食文化等々ジャンルを超えたアートのエッセンスを発信しています。近年は万華鏡(幻妙鏡)の制作を通して己の彫金技術と国内工芸作家の伝統技術とのコラボ作品も多く手掛けています。

串川の仙人 〜水眠亭〜 – YouTube

「時を味わう」-丹羽恵理子

2024/10/20

旅を終え、今また都会のビルに囲まれて時計を気にしながら過ごす日々です。あまりにも別世界にいたので、あれは夢だったのか?本当に野見山さんは実在していたのか?もはや怪しくなってきました笑

この世で唯一、全ての人に平等に与えられている「時間」。現代社会の中でせわしなく過ぎていく時間も、飯塚で過ごした時間も時計の針は全く同じはずなのに、こんなにも感じ方が違うものかと驚かされます。

飯塚での時間は、清らかで穏やかで本当に温かい時間でした。五感で感じる全てのものをひたすら取り込みたいと体の全てが求めているかのように、こんなにじっくりと光、風、音、草の香の一つ一つまで味わいたいと思ったのは初めての感覚です。

聴福庵の中庭、酒樽のお風呂、和楽での銀杏拾い、守静坊での座禅、徳積堂の壮大な景色…どこへ行ってもその感覚は変わりませんでした。なんて豊かな時間だったのか…

ここで過ごした時間は、日常の全てを手離して、時を味わう体験でした。

古めかしく造られた歴史体験アトラクションではなく、今の時代に甦生された本物に触れ、関わることで、自分の中の先人と繋がり内観する時間。

先人が積み残してくれた徳を使って、私達は生きている。ここに来ると、確かな感覚としてそれに気づかされます。利便性や即効性とは真逆にある丁寧な暮らしに豊かさを感じ、先人が見せたかった景色、残したかったもの、受け継がれた想いを、家中の至る所に置かれている炭や磨かれた柱、使い込まれた道具、季節の花々一つ一つに感じることができました。井戸水をいただく度に心の濁りが洗われるような感覚!私は今とても心が澄んだ良い人だと思います笑

野見山さんはじめ、徳積の皆様が私たちを迎え入れるための準備を尽くして下さったおかげで、いつの日か自分の人生を振り返る時が来たら、必ず思い出すであろう場所の一つになりました。

この旅で出会った方々や、大切な仲間と豊かな時間を過ごすことができ、本当に幸せでした。ありがとうございました。

「セルフメンテナンス」-岩澤雄志

2024/10/11

ご縁あって、この場で過ごす時間をいただきました。

私は東京で美容師をしております。
髪を切るということを通してお客様にリフレッシュして頂く仕事ですが、自分自身のメンテナンスはつい忘れがちになります。

お客様の予約を意識する日常は、時計無しでは過ごすことができません。
そんな私ですが、時計を見ることを忘れていて、夕陽が昼の終わりを教えてくれました。
太陽の有り難さを感じながら日が沈むのを眺める時間も、これまでの日常には無かった体験の一つです。

石風呂を体験しました。
「日本の伝統的サウナ」と言われて、サウナが苦手な私は少し不安になりましたが、体験したそれは想像とは全く違うものでした。
蒸気浴からの水風呂、上がって眺める空には月。
何かふわふわとした、おそらくあれが瞑想という状態なのだと思います。

目を閉じても星空が見えるようで、開けているのか閉じているのか分からなくなるような、不思議な感覚に包まれました。

東京に戻って、早速慌しい一日が終わろうとしています。
ふと見上げた空にある月が昨晩と同じものだと気付き、少し力が抜けるのを感じました。
月をトリガーにしてあの体験を思い出すことが、これからは日々のセルフメンテナンスになりそうです。

「忘れかけていた大事な物を思い出す」-堀光稔

2024/10/11

この度は、暮らしフルネスというとても貴重な空間と体験をさせていただき、誠にありがとうございました。皆様の心温まるおもてなしと共に、石風呂の体験や地の食材をふんだんに使った美味しいもつ鍋を堪能させていただき、大変幸せなひとときを過ごすことができました。

ひと口ごとに味わいが広がり、そのおいしさに感動しました。これもひとえに、心を込めてご準備いただいたおかげだと感じております。

また代表の野見山さんのお話が大変興味深く、この活動への想いや食生活の大切さ・信念を持って食材を作っている生産者の方々の苦労・その生産者の方をサポートしたいという想い等、日頃の食事・心のもち方・生活を見直すきっかけとなりました。

あの言葉では言い表す事が難しい空気感や雰囲気を是非たくさんの方に感じていただきたいと思います。

またお伺いできる日を楽しみにしております。本当にありがとうございました。

徳積堂の十三夜祭

2024/10/03

「徳積堂の十三夜祭」
~いにしえからの日本伝統の十三夜を暮らしフルネスで~

もともとお月見とは、満月を眺めて楽しむ風習で陰暦の八月十五日、そして九月十三日にお供え物などをして祀るので知られています。親祖たちは月をとても大切な存在として月を眺めてはその心を見つめていたように思います。きっと月はそれぞれの心を照らしたのでしょう。

平安時代のころは月を眺めながらお酒を嗜んだり、歌を詠んだり、管弦楽を楽しんだり貴族の間でお月見をしていました。それが江戸時代ころには庶民に親しまれ「収穫祭」や「初穂祭」として月に感謝するようなお月見になったといいます。

この時代、私たちは月とはどのような関係を持っているでしょうか。陰暦も失われ、夜には明々とした電気で暗闇も消え、月のことを毎日毎夜気にすることもなくなりました。かつては、太陽が毎朝昇り、そして沈むのを拝まない日はなかったといいます。同様に月を見て拝まない日もなかったそうです。

お月見をすると、私たちは時を超越して先人たちの懐かしい真心と触れ合えるように思います。この時代のお月見を、徳積堂で甦生してみようということで今年も「十三夜祭」を開催します。

この日は、暮らしフルネスを皆さんと一緒に体験しながら野見山祐輔、野見山晃輔による音楽セッションや、

月夜に炭火を楽しむ食事、またゆっくりと振り返りを懐かしむ人生の中に大切な一息入れる場を用意しています。

今の時代、情報と感情の波に煽られ日々に猛烈に自転車で走らされるような日々の生活のなかで自分をどれだけねぎらい大切にできているでしょうか。時代が変わっても本当の仕合せは足元にあり、足るを知る中にこそあるといいます。懐かしい心はお月見を通して甦ります。一度しかない人生をよりよい仲間と豊かに過ごす日は人生の宝物になります。

先日の十五夜に参加した方は、片見月になるので十三夜もぜひご参加ください。共に貴重な暮らしの時を楽しみたいと思います。

皆様のご参加をお待ちしています。

【開催日時・スケジュール】:2024年10月15日火曜日 (十三夜) 18時~22時
※早めに来られそうな方は、ぜひ一緒に場づくりからご参加下さい!
18時 徳積堂の掃除、蜜蝋磨き
18時20分 三方喜捨(トーコン)
19時 食事(豆・栗料理)、歓談
20時20分 片付け
20時40分 お月見、鳥羽池散歩
21時 ライブスタート(野見山祐輔、野見山晃輔)
21時40分 ライブ終了、終わりの挨拶、片付け
22時 解散
【場所】:「徳積堂」 飯塚市有安848-17
【参加費】:徳積循環経済を動かすために、活動のお布施、喜捨をいただきます。
事前にお申込をしていただき、「徳積帳」からご登録をお願いします。
おひとりさま、【50トーコン(5,000円)から】ご協力のほどよろしくお願いします。
※徳積帳 https://tokutsumicho.org/
(初めての方、やり方が分からない方は、当日現地でも対応させて頂きます。)
【飲食】:十三夜は別名「豆名月」「栗名月」と呼ばれていますので、お豆や栗にちなんだ料理などお持ち込み大歓迎です!
【申込】事前申込要、10月13日(日)までに、下記公式LINEかメールにてお願いします。
※先着15名様までとなっておりますので、どうぞお早めにお申し込みください。

友だち追加
メール:info@tokutsumi.or.jp
※上記より申し込みが難しい場合は、お電話(0948-52-3221)にてお知らせください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

※先月の「十五夜祭」の様子はこちらからご覧いただけます。
https://www.caguya.co.jp/kurashi/55889.html